【へへっ・・・やるぜ、今度はもっとギラギラによ!】ほぼリアルタイム(当時)で追うマクロス7感想《第3話》※ネタバレ注意

この記事の所要時間: 1011

ほぼリアルタイム(当時)で追うマクロス7感想コーナーです!

25年の時を経て、名作マクロス7を改めて見返していきたいと思います。
ついにこの時が来たぜ!

毎週水曜・木曜あたりに毎話アップ予定です。
まあゆる〜い目で気長に見守っていただけると嬉しいです。

それでは第3話、過激にファイアー!

第3話「ファイアースクランブル」

放映日:1994年10月30日
脚本:隅沢克之
絵コンテ:藤本義孝
演出:村山靖
作画監督:高見明男
メカ作画:前田明寿

マクロス7の舞台設定

2009年、地球人類は異星人と初の接触。その異星人:ゼントラーディと呼ばれる巨人の軍隊と宇宙戦争に突入。地球は滅亡の危機に瀕する。
翌年、戦争は終わり、地球人類と異星人ゼントラーディは共存の道を歩みはじめる。希望するゼントラーディはマイクローン化という技術で地球人サイズに。そして、種の存続のため、地球人とゼントラーディ人を乗せた移民船団が次々と宇宙に旅立っていきます(ここまでがざっくり初代マクロスのあらすじ)。

そして、2045年、その移民船団の1つであるマクロス7船団では・・・?

前回のマクロス7

第2話はこちら▼

【戦闘なんてくだらねえぜ!俺の歌を聞け!】ほぼリアルタイム(当時)で追うマクロス7感想《第2話》※ネタバレ注意
ほぼリアルタイム(当時)で追うマクロス7感想コーナーです! 25年の時を経て、名作マクロス7を改めて見返していきたいと思います。 つ...

今週のマクロス7(あらすじ)

Aパート

過去2回の戦闘で自分の歌が届かなかったことを思い出し、悩むバサラ

バサラ「何がこの俺に足りないんだ?ヤツらを感動させるサウンドはどこに行けば見るかるんだ?」

そんなバサラのことはつゆ知らず、ミレーヌが朝っぱらからアクショにやってきます。
新人バンドの登竜門であるスーパーノヴァライブへの出演が決まったことをたいそう喜んでいるご様子で。
レイのもとを尋ねてきたつもりが部屋間違いでバサラのところに。
スーパーノヴァやそれをきっかけにメジャーへの道が開かれることをミレーヌは熱弁するも、バサラは興味なさげ。
そんな二人のところにレイもやってきます。

レイ「ミレーヌの大声でこのビルがぶっ壊れるかと思ったぞ。」

大変な喜びようなミレーヌと反対に、ご機嫌斜めなバサラでしたが、それには理由があった模様。
Fire Bomberのスーパーノヴァライブの出演条件はバルキリーを会場に持っていくことだったのだ。
バサラはライブに参加する気はなさそうだったが、先手を打ってバルキリーはすでに会場に運ばれていた。

ミレーヌ「いっとくけど、あんたのバルキリーはもう会場に運んじゃってるんだからね〜」

場面はライブ会場へ移動中のバサラに。
移動中の乗り物の中ではマックスとミリアの対談番組がモニターに映されます。

互いの責任をなすりつけあうような夫婦喧嘩を公衆の面前でさらしちゃいます。初代の頃はアツアツだった二人もこんなことになってしまうとは・・・。その様子を見て娘であるミレーヌも呆れてしまいます。

ミレーヌ「パパもママも相変わらずね〜」

場面は再びバサラのもとへ。
スーパーノヴァライブ出場グループの過激なファン同士が揉め事をはじめたところにバサラが割って入り、いざこざを歌で止めようとします。

バサラ「とりあえずオメーら、俺の歌を聞け。」

一方、敵軍側ではゲペルニッチ発案の陽動作戦が決行されようとしていた・・・。

今週のアイキャッチ

ミレーヌ&グババ

ガムリン&VF-17

Bパート

場面はライブ会場へ。バサラの遅刻で間もなく出番のFire Bomberは困っております。
バルキリーさえあれば誰でもいいと代役を立てて出演するという案が出たが、主催者であるアキコが演奏順を変えるという便宜を図ってくれることに。そして、ミレーヌは慌ててバサラを探しに。

レイ「ずいぶん優しくなったんだな」
アキコ「あなたと別れてから変わったのよ」


二人の大人の関係性を匂わせますな〜。

一方のバサラは過激なファン同士のいざこざに巻き込まれておりましたが、パンチやキックを華麗にかわしながら突撃ラブハートを歌います!バルキリーの操縦だけでなく、身体能力もピカイチのようで。
しかし、バサラを探しに来たミレーヌが巻き込まれてしまい、バサラはミレーヌをかばい反射的に手を出してしまいます。

その後もバッタバッタと殴り倒していきます。バサラつえええええ!(笑)

しかしバサラはそんな自分の行動を悔やみます。

バサラ「なんてこった・・・。殴っちまった・・・。」

バサラ「バカやろう!オメーのせいで殴っちまったじゃねえか!」

ミレーヌ「はあ・・・?」

バサラ「力でねじ伏せるんじゃない。歌を聞かせて感動させなきゃなんねえのに・・・!」

争いがさらに激化しようとしているところに間一髪レイが車に乗ってやってきます。
二人は車に飛び込んで逃げ、ひとまずことなきを得ます。

ライブ会場へ向かうバサラだが、やはり気乗りではない模様。
しかし、レイは今日のセットリストをバサラに見せます。先日作っていた新曲(2話で作曲していた「MY SOUL FOR YOU」)を入れていたのだ。ミレーヌもこの曲を一生懸命練習したとバサラに伝えます。これにはバサラも思わず笑顔に。

バサラ「みんな、俺のハートを聞いてくれ!」

ライブを開始したものの、間もなくして敵襲を告げる警報が鳴り響きます。
バサラは3度目の正直だとまたも戦場に飛び出して歌います。
戦場という本当に命がかかった状況でもまっすぐに歌い続けるバサラの姿に心を動かされる人が徐々に現れます。

アキコ「う〜ん、いいね!」

他バンドのファン「あいつ死ぬかもしれねえのに歌い続けていやがった・・・。なんてくだらねえヤツだよ。背中がゾクゾクするぜ!熱気バサラ、あいつは本気だ!本気でくだらねえぜ!」

一方、敵の陽動作戦は看過されておりましたが、その陽動作戦自体が陽動で、敵はシティ7に工作員を送り出すことに成功。

ギギル「ゲペルニッチめ!この俺を囮に使いやがった!」

またも敵に逃げられたことでガッカリしイラつくバサラでしたが、いざこざのあった他バンドのファンたちを含む一部の観客たちはバサラに拍手を。
「アンタの歌、最高だったぜ」「今度絶対ライブに行くね」「すっげーサウンドだったぜ」「久々に燃えさせてもらったぜ」「おう、ギラギラしちまったぜ!」
などなど称賛の言葉が送られます。
「みんなに」ではありませんが、バサラの歌は届いていた!

バサラ「へへっ・・・やるぜ、今度はもっとギラギラによ!」

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今週のみどころ&感想

徐々に伝わるバサラの歌

1話、2話と、から回りが続いたバサラでしたが、命がけの歌と行動が徐々に伝わっていくようになりましたね。
当時、自分もだんだんバサラの生き方と歌に徐々に惹かれていったことを思い出します。この辺りは視聴者側の気持ちともリンクするものがあったのではないでしょうか。

ちゃっかりしているレイ

スーパーノヴァライブ出演にきっとバサラは乗り気でないと思い、予めバルキリーを会場に運んでおいたり、バサラが作ったばかりの新曲をセットリストに組み込んだりと、レイのちゃっかり具合が良かったですね。
個性派ぞろいのFire Bomberをうまくまとめられるレイはさすがやで!

シティ7に近づく魔の手・・・

敵の工作員がシティ7に侵入。いったいこれからどうなるのか・・・?

所感

ここまで空回り続きのバサラの歌が伝わったのが感慨深い回でした。バサラほどではないにしても、一生懸命な姿勢というのはやはり心動かすものなのではないかと。自分も励まされるものがありました!

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今週の〇〇コーナー

マクロス7名物キャラたちの魅力にクローズアップした今週の〇〇コーナー!

今週のバサラ格言!

いちいち名セリフが飛び出すバサラ、そんなバサラの名言を毎話、個人的チョイスで拾っていきます。
今週のバサラの格言(個人的チョイスの名言)はこちら▼

・ミレーヌをかばって過激な他バンドのファンを殴ってしまった場面
“力でねじ伏せるんじゃない。歌を聞かせて感動させなきゃなんねえのに・・・!”
オメーのせいで殴っちまったじゃねえかとミレーヌにとばっちりがいくのはちょっと笑えましたねw。戦場に飛び出していくバサラの理由、そして信条そのものを物語るセリフではないかと。

次回もお楽しみに!

今週のミレーヌ

他のキャラがほとんど同一の洋服の中、オシャレなミレーヌだけはほぼ毎回洋服が変わります。
せっかくの全話視聴につき、ミレーヌのファッションチェックもしていきたいと思っております。

今週はこんな感じだ!

丈の長いストライプのシャツににハーフパンツのスタイル。先週に引き続きアクティブな装いです。

今週の花束の少女

マクロス7名物(?)花束の少女の動向もチェック!
バサラのファンである女の子で、毎回バサラに花束を渡そうとします。
今週は・・・・

ライブ会場で待っていたものの、すれ違い・・・

出撃前のバサラに渡そうとするものの避難する人の波に飲まれて・・・

次週こそは渡せるのか!?

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【マクロストリビア(7編)】

せっかく全話視聴しますので、【マクロストリビア(7編)】と題しまして、マクロスの豆知識を蓄えてみようかなと思っております。
こういうことも調べてほしいというリクエストなどありましたらコメントかツイッターにてご連絡をば。

バサラの「俺の歌を聞け!」の回数

バサラの代名詞とも言えるセリフ「俺の歌を聞け!」の回数を数えてみたいと思います。
(※予告含む。「突撃ラブハート」などの歌詞、冒頭のダイジェストシーンは含まない。)

1話:0回 2話:1回 3話1回

これまでの合計:2回

第3話でも出てきましたね〜。

劇中で「歌われた」FireBomberの曲の回数ランキング

劇中で「歌われた」FireBomberの曲の回数ランキングも作ってみたいと思います。
(※あくまで「歌われた」「Fire Bomberの曲」の回数で伴奏のみのものはなし。冒頭のダイジェストは除外。町中で流れた回数もカウントする。同話中で複数回歌ったと判断できるものもカウントする。OP、EDテーマは除外。デュエットバージョンなどは同一曲としてカウント。)

第3話
「突撃ラブハート」1回(ファン同士のいざこざのシーン)
「MY SOUL FOR YOU」1回(ライブ〜戦闘をひとまとめで1回とカウント)

ここまでのランキング

1位:突撃ラブハート(3回)
2位:PLANET DANCE(2回)
2位:MY SOUL FOR YOU(2回)
3位:MY FRIENDS(1回)

突撃ラブハートが暫定トップに。これからどうなるのか・・・?

マックス艦長の「モニターから目を離すな!」の回数

当ブログのサブタイトルでも使わせていただいております、マックス艦長の決めセリフ(?)である「モニターから目を離すな!」の回数も調査!
1話では何と4回もこのセリフを言っておりますが、CMでこの台詞をしゃべっていたので多く感じるだけで、実は1話以降はあまり言ってないかもしれませんね。

3話では0回です。

今後の調査にご期待を・・・!

1話:4回 2話:0回 3話:0回

これまでの合計:4回

次回

第4話「バンパイアソルジャー」
シティ7に吸血鬼が現れた!?ミレーヌがバンパイアに襲われる・・・?
過激にファイアー!

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※この記事の台詞や画像の引用元

この記事の画像台詞の引用はすべてTVアニメ『マクロス7』からとなっております。
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