みなさん、おつマクです!
マクロス情報局局長のバサラスキー松山です!
2021年11/9日、10日、23日(追加公演)
マクロスFギャラクシーライブ2021[リベンジ]
がついに開催!
当記事ではマクロスF単独ライブ3日間の詳細レポート&感想をお届けします。
ライブ後燃え尽き症候群だったり、仕事が忙しかったりでアップが遅くなってしまいました・・・。
なにぶん個人の記憶やメモによるものなので、ところどころ間違いなどあるかもしれませんが、ご容赦いただけると幸いです。
それでも少しでもあの3日間の楽しさとか感動とか伝わったらいいな〜と思っております。
いやいやバサラスキーさん、この名シーンや名台詞を忘れちゃアカンでしょ!という内容などありましたら、コメント等で大歓迎です。
長文ですので、覚悟するんよ!
目次
セトリ・解禁情報等のざっくりレポ
会場の様子や衣装など文章で伝わりにくいものはこちらで
公式レポに写真多数ありますので、私の文章で伝わりにくいものはこちらでご確認を▼
開演前
会場内のステージにはアニメでシェリルがライブしたライブ会場の映像が映し出され、その下には丸い帯状の電光掲示板的なものが。
アニメでもあったアレですよ、アレ。
その電光掲示板にリアルとフィクションが交差するお知らせが。
フィクション:開拓重機、だるまゼミナール、ゼントラモールなど
リアル:映画時の迷宮、マクロス進宙式など
また、スポンサーさん(SANKYOさん、歌マクロスさん、耳キュンさん、バンプレストさん)のCMが大きなスクリーンの方で時折流されました。
グレイス女史からのライブ前の注意事項もありました。グレイスのアナウンス前にはアナウンサー(CV:高岡千紘さん)からの前フリもアリ。
フロンティア行政府と掛け合ってスタンドアップOKにしてくれた手腕はさすがだったぜ(笑)
会場のセット、アナウンス、その他もろもろ・・・
会場に入った段階からすでにマクロスフロンティアの世界に入り込ませてくれる演出はさすがでした!
ちなみにセットやステージは11/23追加公演でも変わりなしでした。
1曲目はアニメOPのトライアングラー!
開始時間になると、BGMがだんだん大きくなり、電光掲示板部分にフォールドクォーツを中心としてバルキリーの羽が両側に表示。
バルキリーが飛び立つように、羽部分の下からスモークが吹き出し、電光掲示板がせり上がっって、シェリルとランカ、2人の歌姫が登場!
登場演出も凝ってて、テンション上がりました!
1曲目はトライアングラー(fight on stage)(M1)!
マクロスFライブの始まりにこれほどふさわしい曲はないね〜。
OPアニメ映像もバックに流れ、マクロスFライブの「はじまり」を感じさせてくれました!
つかみはバッチリな1曲目だ!
シェリルパート(M2〜4)
バックスクリーンに「はじめに歌ありき」的なイツワリノウタヒメでのシェリルのライブシーン前の演出が。
そしてここからその流れでシェリルのライブが繰り広げられる!
衣装も帽子とジャケットを身に着けほぼシェリル(歌マクロスではブルーボンテージという名前の衣装のやーつ)な感じの衣装のMay’nちゃんが登場!視覚的にもシェリルを感じさせてくれました。
シェリルパート1曲目は「Welcome To My FanClub’s Night!」(M2)
歌詞のとおり「シェリルオンステージ」の堂々たるパフォーマンスで口火を切る。
サビのペンライトの動きの統一感にちょっと感動。みんなこの時を待っていたんだということをなんだか感じた。
曲が終わった後、「うおぉぉおぉ!シェリルぅうううぅうう!」と叫びたかったのはきっと私だけではないはずだ笑。
2曲目はMay’n部長の表現者としての凄さが際立った。
幕張2日間は「ユニバーサル・バニー」(11/9,10 M3)
白うさぎと黒うさぎパートのギャップを歌い分け・振り付け・表情など全身で表現。映画ではシェリルが2人に分かれたり巨大化したりと映像演出のすごさで魅せる曲ですが、それをその身ひとつで表現してしまうところはさすがといわざるをえない。
バックスクリーンには映画のライブ演出の歯車などが映し出され、スクリーンの中ではまさにイツワリノウタヒメのライブの世界が広がっておりましたわ。
また神戸公演では「禁断のエリクシア」(11/23 M3)を披露。
部長の腰つき、手の動きがまーエロいのなんの!
この曲の根底にあるシェリルの「セクシー」部分をこれでもかと表現してくれました。
また、体の反りの角度がかなりヤバくて部長のバランス感覚にもかなり驚かされました笑。
シェリルパート一旦最後となる3曲目は「射手座☆午後九時Don’t be late」(M4)
聞き覚えのあるイントロとMay’n部長の「幕張ーー!」(神戸公演では「神戸ーー!」)の一声が前2曲の圧倒的パフォーマンスで呆然となっていた自分を少し現実に引き戻してくれました(笑)。
「声出せない分5千人分歌うから、私の歌を聞けーーーー!!」
「声出せないことに甘えんなよ、幕張ーー!!」
てな感じで啖呵を切る部長が頼もしすぎて、マジシェリル!!
その啖呵を裏切らないパフォーマンスで会場が一気にヒートアップするのを感じたぜ!
ランカパート(M5〜7)
「みんな、抱きしめて!銀河の、果てまでー!」
決め台詞とともにランカ・リー=中島愛さんの登場!
この決め台詞の後の歌といえば、ランカの代表曲とも言える名曲「星間飛行」(M5)
例の振り付けSD動画もバックに。懐かしさがこみあげてくる。
キラッと叫べない代わりにハンドサイン、振り付け、ラララで手を振るなど可能な限りの形で楽しみ、全力で応援させてもらった。きっと私だけではないはずだ。
「みんなー!会いたかったよー!」と間奏では喜びの声も口にする。俺たちも会いたかったぜー!
ランカパート2曲目は幕張では「アナタノオト」(11/9,10 M6)
サビの「ドクンドクン」の部分は独特の手をパクパクさせる振り付けが印象的で、やっている人もちらほら。
ドクンドクンをやっている人は結構見てもらえてるイメージでしたが、1日目は花道ステージから近い場所で、「やってるやってる」みたいな感じで見てもらえてまめぐと見つめあいながら(?)手の振りを一緒にやりました。ヤッター!こちらの鼓動もリアルにドクンドクンしたよ笑。
神戸での2曲目は「CMランカメドレー」(11/23 M6)
(超時空飯店 娘々→ニンジーン Loves you yeah!→ ダイナム超合金→ だるまゼミナール→スターライト納豆→ ファミリーマート・コスモス)
突然スクリーンに「超時空飯店 娘々」のCMが音楽とともに流れ、その間にまめぐが裏方さんからでかいニンジンのぬいぐるみを受け取り、自然と次に来る曲が予想できました笑。
そして期待を裏切らずに次の曲は「ニンジーン Loves you yeah!」。でかいニンジンぬいぐるみを振り回して歌います。サビの部分のまめぐの動きに合わせてみんなペンライトを動かして楽しみました。
続いては「ダイナム超合金」。過去のライブでは実際に超合金を変形させるという演出もありましたが、今回は純粋に歌のみでした笑。
続いてはだるまゼミナール。曲中の拍手部分をみんなでやって盛り上がりました。開演前の電光掲示板のCM(フィクション)では、AIを導入したオンライン指導といった今の時代に合わせた感じのCMになっていて面白かったですね。CM演出だけじゃなく、ちゃんと曲も流してもらえて何より。
続いては「スターライト納豆」。コール部分「ネバネバーしよー!」もみんなペンライトでレスポンスしていて流石と思いました。スクリーンには娘クリに収録(?)のスターライト納豆のCM映像が流されます。実写の納豆がアニメみたいに緑色に発光する様はシュールでした笑。
最後は「ファミリーマート・コスモス」。スポンサー案件なので、この曲が披露されることはないだろうな〜と思ってましたが、まさかのお披露目・・・!バックにはちゃんとスポンサー案件(?)でファミリーマートの映像も(イツワリノウタヒメから)。レアな1曲聞いちゃいました。イツワリノウタヒメのファミマコラボのパンを買ったの懐かしいな〜。
コラボ情報まだ残ってた!▼
3曲目は「虹色クマクマ」(M7)
バックススクリーンにも映画の虹色クマクマのライブシーンのような映像が。マホウのステージが繰り広げられる。
演出も曲やまめぐの動きと連動してまさに不思議の国といった感じ。すっかり迷い込んでしまったよ。
間奏では一緒に楽しく手拍子!
「オープンランカ!」のみんなの心の声も聞こえてくるようでした。
2人パート(M8〜9)
ここからはシェリルとランカ2人のステージ。
1曲目は「What ‘bout my star?@Formo」(M8)
ランカのアカペラスタートでそこにギターからはじまりどんどんバンドが参加していく様はアニメを思い出して鳥肌がたった。
2番からはステージの反対側からシェリルも合流し、2人の歌声が合わさって我々を魅了する。
サビではみんないっしょに手をふり、体もいい感じにあったまっていきます。
11/23の追加公演時には当方非常に良席が当たりまして、ちょうど花道の真ん中最前に近い位置でした。2番からは2人の歌姫がちょうど反対側の位置となり、どっちを見ていいのやらとまるでアニメの病院シーンのアルト状態。そして最後にはちょうど自分の眼前に2人が合流し、三角関係→お前達が俺の翼だ!となり、まさにTVシリーズのアルトの気分を味わえました笑。
そして2人の歌姫がそろったということで、歌うはマクロスFの代表曲とも言える大人気曲「ライオン」(M9)!
バックスクリーンに注目。昔のライオンのジャケ写がギャラクシーライブのキービジュに変化。昔ではなく今の2人のライオンを聞かせるでーということを示唆しているような演出が粋でした・・・!
声こそ出てないもののみんなのヘイヘイが思わず聞こえるくらいのいい動き。激アツだぜ!
歌姫2人のスタンドマイクで歌う姿も実に様になっておりました。マイクスタンドにもそれぞれのパーソナルカラーがあしらわれており、そういうことろにもこだわりを感じました。こちらのマイクスタンドは菅野よう子さんにプレゼントされて武道館ライブでも使っていたものをリメイクしたものだそうな(公式レポより)。エモいですな〜。
MC
幕張公演(11/9,10)
ここまでの怒涛の展開から一息、「幕張ーーー!」とMay’n部長が声を上げ、
「マクロスFギャラクシーライブ2021リベンジまだまだ2人はこれからにようこそー!会いたかったー!」
とようやくご挨拶。ここからは少々のMCタイム。
ここのMCの時間は本当に少々で、今回のライブのテンポ感と密度の高さはヤバかったなと改めて思い出させます。
1日目と2日目で語っている内容は微妙に違っていましたが、2日間分の内容ってことでざっくりご紹介。2日目に関しては公式レポを参照にしていただければと思います。
May’nさん
・ペンライト見てフロンティアのライブに帰ってきたことを実感
・こんなライブは11年ぶりの滅多にないこと
・「明日のことは考えずに全力でいく」(1日目)、「命をかけて命を削って命を預けるつもりで歌う」(2日目)と意気込みを語る
中島愛さん
・セットとかその他もろもろマクロスFの世界そのものでまるで夢の中にいるよう
・みんなと理屈を越えてつながっているのを感じる。声出せないけど歌ってくれたりしてるの表情・動き・ペンライトからビシビシ伝わってきてる。フォールド波が伝わってきている!
・ペンライトの中に青があり、アルトくんも感じられて嬉しい
・「気持ちは言葉より歌で伝える!」と意気込み語る
神戸公演(11/23)
「神戸ーー!」
「ここまで畳み掛けてきてようやくようこそ言えた〜!」
と怒涛のセットリストの後のようやく一息ということでご挨拶。
May’nさん
神戸公演では11年前のクリスマスライブをここでやって思い入れがあるというな内容の話も。
そんな特別な場所で、シェリルの誕生日という特別なタイミングでやれることは滅多にない!という部長からのコメントには会場から大きな拍手が!
中島愛さん
そんな感慨深い話のあと、まめぐはマイペースな感じの口調で「11年ぶりってすごいね(笑)」と口にする。リアルでも対象的な2人の歌姫だ。
クリスマスライブのここでのステージが最後と思って命を燃やし尽くしたが、みなさんの愛でまた会えた!と喜びを口にする。
トライアングラーでステージに上がってきた時、みんなの顔が見えた。後ろの方までめちゃくちゃ見えて嬉しい。一緒にこの空間を特別な時間を作れていることを実感したとも語っておりました。
これから怒涛のセットリストでより気合を入れていくので、「この後も考えて、水飲んでいい?」と部長から提案が。
それに対して
「みんな声出せないから私が代わりに聞くね。水おいしい?」
とまめぐがお決まり(?)のセリフを尋ねると、
「いや、みんな飲んでる普通の水だよ」
と部長が応える。
「塩対応ー」
とまめぐがツッコむというような微笑ましいやりとりも神戸ではありました。
飾らない感じの2人の姿を見ることができて何だかほっこり。
バラードコーナー(M10〜12)
ここからはしっとりとバラードコーナー。
「2人だからこそ歌える歌」、「2人じゃないと絶対に歌えない歌」という前フリで始まるは
「タブレット」(M10)
確かにこの曲は2人だからこそ意味のある歌詞や歌い分けになっているまさに2人の歌。神戸の追加公演では打ち合わせを重ねる中、部長とまめぐ2人の総意でこの曲をやりたいという流れになったことも話す。
モノクロになった2人が画面に映り、セピアカラーが曲や歌詞の切なさを強調。それぞれの上の画面にそれぞれが映るという演出もありより2人だからこそを感じさせてくれた。(まめぐの上の画面にはMay’n部長、May’n部長の上の画面にはまめぐてな感じ)
2人の歌の掛け合いの美しさには息を呑んだ。表情や息遣いもすばら。生歌ですかこれ?というクオリティ。聴かせるねえ、くぅ〜!
なかなか披露する機会のない曲だからこうやって日の目を見たのもありがたい。
続いてはランカソロのバラードパート。
アカペラで「アイモ」の冒頭を歌い、
そこから1日目は「蒼のエーテル」(11/9 M11)
2日目は「Songbird」(11/10 M11)
そして神戸の追加公演では「そうだよ。」(11/23 M11)
を披露。
「蒼のエーテル」は歌詞にも表現されるような「真ん中の気持ち」を感じさせる落ち着いた歌声を披露。坂本真綾さんの歌詞センスにも注目です。この曲は劇中での使われ方がよくないせいで損をしている気がします笑。
「Songbird」はマクロスライブで選曲されるのはレアな一曲。クリスマスアルバムの1曲目ということもあり、印象に残っている曲であります。この曲を聴くと冬がやってきた感があります。好きなランカ曲の一つだったので、聞けて嬉しい限り。歌い終わった後、タイトルどおり空に鳥が飛んでいるのを見るように空を仰ぎ見るまめぐの表情がよかったですね。
「そうだよ。」は生でぜひとも聞いてみたかったランカ曲の一つだったので感無量です。「イツワリノウタヒメ」円盤ハード周回していた発売当初の思い出も蘇りましたわ。また、ピアノとアコギだけのシンプルなアコースティック編成で、シンプルだからこそまめぐのほわっとしたやさいい歌声が引き立っていい感じで、うっとりと聞き入ってしまいました。その姿が面白かったのか、この曲ではまめぐによく見てもらえた気がします笑。
ランカに続いてシェリルもソロバラードを披露。
1日目は「リーベ幻の光」(11/9 M12)
リーベはこれまたなかなか聞けないレアな一曲。シェリルの内面を感じられるような歌詞にも注目です。直前に披露された蒼のエーテルとはうってかわって情熱的で、同じバラードでありながら二曲の温度差に整ってしまいそうだったよ笑。
2日目は「妖精」(11/10 M12)
声シェリルの遠藤綾さんお気に入りの一曲できっと遠藤さんもこれにはニッコリだったのでは?
TVシリーズでもいつものシェリルと違う感じという扱いの1曲。
感情抑えめな1番とそれを徐々に解き放っていく2番のギャップが聞きどころ。バンドの演奏がそれをさらに際立ててよき。震えました。
また、追加公演では「天使になっちゃった」(11/23 M12)を披露。
前曲の「そうだよ。」の流れを引き継いでアコースティックアレンジ版で披露。
天使になっちゃったってこんな曲でしたっけ?と思えるようなオシャレ感溢れるアレンジに。もともとふわっとした浮遊感のある曲ですが、浮遊感もアコースティックアレンジでより際立った感じがします。「天使になっちゃった」の歌詞のあとの英語コーラス部分がアコギの演奏にすり替わっているところが特にお気に入り。正直CD版より好きですわ、このアレンジ。今の所このライブに来た人だけの特別なものとなってますが、ぜひとも多くの人にきいてほしい神アレンジ!
音源化、熱烈希望!!
3分間の換気&クールダウンタイム
3分間の換気&クールダウンタイムが取られました。
スクリーンに3:00のタイムカウンターがあらわれます。また、換気してるでーということが分かりやすくなるよう影で風車が回るような照明の演出も。
休憩ではないという断りや、空気循環を感じてくださいと真面目にアナウンスするグレイスさんになんだか笑えてしまいましたw。
タイムカウンターが0になるとシェリルのトレードマークのハート、そして続けてフォールドクォーツイヤリングの揺れる様子が画面に映し出され、シェリル登場を示唆。
そしてそれを裏切らず、シェリルのステージが蹴り広げられる・・・!
シェリルパートその2(M13〜14)
シェリルパートその2の1曲目はシェリルの情熱曲コーナー。
幕張1日目は「オベリスク」(11/9 M13)
曲に秘められた情熱を全身で表現。イツワリノウタヒメの名シーンが蘇り、鳥肌立ちました。まるでイツワリノウタヒメ本編のようにフェアリー9(部長)がクイーン(まめぐ)の歌声で高まったような迫力の歌声が響き渡ります!
オベリスクは自分の中でかなり好きなシェリル曲。それが動きに現れよほど自分の動きが激しかったのか、良席で近かったこともあり、結構May’nちゃんに見てもらえた気がする。
幕張2日目は「ノーザンクロス」(11/10 M13)
曲のタイトルをイメージして十字を切る振り付けが印象的な1曲。
アニメのEDでは実写歌シェリルの登場にビックリしましたが、今回は実写シェリルからアニメシェリルがまるで登場したかのよう。映像で映ったわけでもないのに。
この表現力・・・いや、スゲ〜わ。ハンパないぜMay’n部長!
神戸では「永遠」(11/23 M13)を披露。
劇中では流れない比較的マイナーな1曲(ユニバーサル・バニーに収録)。
そんなレア曲を情熱的なイントロや歌声を迫力バンドサウンド&生歌で聞けて感動・・・!
続けてシェリルの一番の代表曲とも言える「ダイアモンドクレバス」(M14)
銀河の妖精の美しい歌声に聞き入ってしまいました。
特に3日目の部長の表情や歌声が銀河を包み込むようなおおらかさを感じた。シェリル・ノーム starring May’nとして初めて世に出た曲でMay’nちゃんにとっても思い入れの深い曲。それを思い出のステージで、そして特別な日に披露ということできっと思うところがあるのだろうということがひしひしと伝わってきました。
また、最終日は近くの席だったので、部長が歌い終わった後に声には出さずに口だけで「ありがとう」と言っておりました。スクリーンにも映ってなかったので、この「ありがとう」を目にできたのは近くの席特権ですな。ありがたし・・・!
また、この曲ではペンライトにも注目だ。ピンクの中に青がちらほら。これはアルトじゃなくてやっぱり「あの人」なんだろうなあ・・・。初日では青はわりとちらほらだったのに、最終日には半分くらい青だった気がします笑。
劇場版サヨナラノツバサ再現(M15〜19)
ここからはサヨナラノツバサ再現コーナー。
クロスオーバーライブの伝説のステージが蘇っただけではなく、さらにパワーアップして帰ってきた!
「放課後オーバーフロウ」(M15)
「娘々Final Attack フロンティア グレイテスト☆ヒッツ!」(M16)
「サヨナラノツバサ ~ the end of triangle」(M17)
「ホシキラ」(M18)
「dシュディスタb」(M19)
と息をつく間もなく最後まで駆け抜けます!
クロスオーバーライブでは放課後オーバーフロウから始まりサヨナラノツバサで終わったものがその先のホシキラ、シュディスタまで再現!
2人も衣装チェンジをして登場。開催されるはずだった2020年ライブのキービジュアルを模した感じの衣装!
これはテンション上がるね。
まー、音が体に響く、響く!
これは配信やライブビューイングでは味わえない会場特権でした!
超爆音上映会てな感じのめっちゃ豪華な映画を見た気分だぜ!
そして、この映画の音楽のほとんどが生演奏だということを忘れてはいけない。バンドさんの技術も変態的ーーー!さすがワルキューレの変態曲を演奏し続けてきたチームだぜ!
「放課後オーバーフロウ」をバックに繰り広げられる迫力の戦闘シーン!
まめぐの生の歌声がより臨場感を醸し出し、ある意味映画以上にライブ感が出ていた気がする。1曲目からいい感じに映画の世界に引き込まれた。
「娘々Final Attack」は冒頭のノーザンクロスのアカペラ部分のシェリルの魂の歌声に心奪われるところからはじまり、怒涛の展開にあっけにとられた。一度クロスオーバーライブで経験しているとはいえ、やはりすごいわ、これ(語彙力w)。
今回はメドレーの愛おぼ部分の「もう一人ぼっちじゃない」をまめぐが歌うとき、2人が見つめ合う様がなんとも印象に残った。イツワリノウタヒメのラストやアニメだけではないリアル2人の絆を思い出させ、ちょっと感動。
そして「娘々Final Attack」の後に続くのは映画の展開どおり「サヨナラノツバサ」!
クロスオーバーライブでは「サヨツバ歌いきってスゲー!」だったのが、もはや余裕すら感じられるほどの安定感・・・だと!?人間の可能性の光を見せつけられました!(別アニメかw)
終了後にはまるで感嘆のため息のような拍手が・・・。
そしてサヨナラノツバサ終了でクロスオーバーライブは終わりましたが、今回はこれで終わらない!
映画のその後のランカの独白シーンがはじまり、そのまま「ホシキラ」へ。
曲への入りがあまりに自然すぎて、生演奏であることを忘れるくらいでしたよ・・・。
ホシキラはまめぐの息遣いがとてもよかったです。何かの番組で歌うときの息遣いをほめていただいたという話を聞きましたが、それを実感させられました。
初日の隣の席の人が時の迷宮のオズマよろしく号泣している姿を見て、こんなところでも映画再現が起こっているぞと思ってしまいました笑。ま、泣いちゃうのも無理もない。この展開からのホシキラ生歌は感動以外の何物でもないものね。
「dシュディスタb」ではサヨナラノツバサのエンディングで登場したSDキャラたちもスクリーンに映し出され、これまた映画の世界に引き込まれました。
楽しそうに歌う2人の姿がとても心に残る1曲でした。いつかマクロスF本編でもアルトが帰ってきてシェリルが目覚め、ランカと2人でライブをしたらきっとこんな感じだろうと自然と思わせてくれるようなそんな気分になりました。
「まだまだ2人はこれから 終わりのないストーリーがはじまる」この歌詞で目を合わせる2人の姿もよかった。
言葉どおりまだまだシェリルとランカ、マクロスFはこれから!と確信させてくれました。
映像化されていないクロスオーバーライブとは違い、すでに映像ソフト発売も決定しており、パッケージ化が楽しみでならない。
あの伝説のステージ+αを繰り返し見られると思うと今からワクワクがとまらないぜ!!
アンコール
MC(長め)
みんなの拍手によるアンコールに応え、2人の歌姫とバンドメンバーが再び舞台に登場!
アンコールの最初はここまで怒涛の勢いで駆け抜けてきたので、じっくりとMCタイム。
幕張と神戸でそれぞれの内容をざっくりとご紹介。
幕張公演(11/9,10)
May’nさん
・11年ぶりにライブできたのは本当に奇跡!ここまで駆け抜けてこれたのはみんなのおかげ!
・クロスオーバーライブ最高だったから超えられるか不安だったが、ライブは超え続けるもの!何度も話し合って命をかけていどんだ!歌わせてもらえてありがとう!
・映画(サヨナラノツバサ)の後、ちゃんとしたライブがなかったので映画をちゃんと感じてほしかった。
・これまで大きなステージに立たせてもらったり、銀河の歌姫と呼ばれたり、嬉しさや楽しさもあったが、プレッシャーや苦しさ悔しさもあったが、ここまでやってこられたのは同じ用に感じてくれる戦友(愛ちゃん)が隣にいてくれたから。2人だからこそ歌える歌ってっあると確信した。
・声シェリルの遠藤さんとともにシェリルをここまで愛し続けてきた。これからも歌声でシェリルを活かし続けると約束します!と力強く宣言!
中島愛さん
・まるでフロンティア船団に本当にいるようで嬉しい。不思議な気持ち。
・クロスオーバーライブで単独ライブやりたいと口にしたもののそれはやれるとしても次のF20周年とかそういうタイミングだと思っていたのでこんなに早くやれるとは思わなかった。
・シェリルとMay’nちゃんの背中を追いかけ続けてやってきた。
・何者でもない存在の自分がランカ・リー=中島愛となってガラっと変わった。2人でしか生み出せない歌声の重なりをフレッシュな感じでやってきた。
・少女であるランカと自分の年齢が離れていくことを肯定したいと思いつつ、ランカに申し訳ない気持ちもあった。しかし、新曲「Good job!」やクロスオーバーライブを経て、フロンティアの単独がやりたいと感じた。それがポロッと口に出た。時を重ねた自分たちだからこそステージに立つべきだと感じた。菅野よう子さんの素晴らしい楽曲を生で届けるべきだと思った。
・みんな考え抜いて感じ抜いて今日ここまでたどりついた。そんなみんな(自分自身)に拍手!(会場から大きな拍手!)
・全力出してくれてありがとう!またマスクとか声出しとか色々な制限なしの状態で、本当の笑顔でまた会いたい!
神戸公演(11/23)
May’nさん
・10代のときにフロンティアに出会い、当時もあの時にできる最高のモノを出したが、確実に今の私たちにしあできないステージだった。キャリアとともに愛情を積み重ねてきたからこそできた。
・大げさに聞こえるかもだけだけど、歌っているとき死んでもいいという気持ちだが、それに上乗せしてまだ死ねないという思いも。この奇跡を更新したい!生き抜いて生き残って奇跡のようなフロンティアの物語を続けていきましょう!
中島愛さん
・神戸でのライブ(11年前のクリスマスライブ)でフロンティアが一区切りで終わりが悔しかった。「終わってませんけどぉ〜!?」とおどけた感じでコメント笑。
・フロンティアだけの空間で歌っていない曲がいっぱいあり、「これで終わりとか、それはない」と思っていた。
・ランカにもシェリルにも胸を張ってステージに立てるようにがんばってきた。
・今回のステージは色んな力が集結して実現した。見たい、聞きたいと思ったてくれた「あなた」の力!力を分けてくれてありがとう!「みんな」に拍手!
てな感じで2人が思いの丈を語ってくださいました。
MCでじっくり語った後には、
「今日は本当に今まで一番楽しかったよー!」
と喜びをあらわに超スピードで部長がまめぐに抱きつくシーンも。
まめぐ、めっちゃビックリしてました。
「10年前はもっとクールな人だと思ったんだけど」
みたいなツッコミも微笑ましかった笑。
そこから昔を振り返って
「愛ちゃんは若かった頃もっと(いい意味で)かっちりしてたけど、今はもっとワクワクする」
「ともに歩んできた戦友」
と部長がまめぐに対するコメントも。
「ライブでこんなに感情を表すことはめったにない!」ともコメント。
2人にとってもこのライブがいかに特別だったかわかるシーンでした。
神戸公演はシェリル・ランカだけじゃなくて、May’n、中島愛も出していけたというようなことも話してましたかね。
このアンコールでのMCが特にそれを物語っていた気がします。
より飾らない2人の姿が目撃できたのは神戸公演だけの特権だったのではないでしょうか?
M20 時の迷宮(ライブ特別バージョン)
最後の曲は「時の迷宮」(M20)
映画ともCDとも違うライブだけの特別バージョン。
菅野さんらしい(?)特殊な楽曲だが、この難曲を見事なバンドアレンジで彩ってくれたバンドメンバーはさすがとしか言いようがない。
もちろん歌姫2人も見事に歌い上げます!ダイアモンドクレバスとの合体パートの完全再現はヤバすぎた。
そんな素晴らしいパフォーマンスに魅せられ、完全に映画の世界に迷い込んでしまったような気分。
最後の「今あなたといること」の歌詞が我々にも向けられているようにも感じられ、確かにランカとシェリル がそこにいることを感じたぜ!
エンディング
最後にバンドメンバーの紹介。
・バンマス・キーボード:西脇辰弥さん
・ギター:外園一馬さん
・ベース:BOH
・ドラム:佐野康夫さん
チームワルキューレということで全く心配はしておりませんでしたが、改めてその実力の凄さには驚かされました。ホント、ところどころ生で演奏しているということを忘れました!(笑)。感服です!!本当にありがとうございました!
バンドメンバーの紹介とご挨拶が終わると、部長とまめぐがステージを周回しながら手を振ったりなどみなさんに最後のご挨拶。シェリル・ランカとしての役割を終えた素の2人が喜びをファンとともに分かち合う姿は何だかほっこりしました。
そしてフロンティアライブの締め(?)と言えば、「SMS小隊の歌」。
一緒に歌えないのは残念でしたが、「ヘイ!」や「エイリアーン!」のコール部分ではみんなしっかりと手を振り上げててよかった!ちゃんと覚えているみなさんの愛も感じました!
歌姫2人が去ると、終演後はグレイスからのアナウンス。
11/23の追加公演ではシェリルのバースデーということで声シェリル(CV:遠藤綾さん)からのアナウンスが。
また、アナウンス後には江端さんの新規描き下ろしイラストとともに2人の歌姫からのサイン入り手書きメッセージがスクリーンに写し出されます。
おおー!ライブ終演後に出た素敵なイラストが・・・!
運営様、ナイスです! https://t.co/ue1XdWeLsN
— バサラスキー松山@バサラエクスプロージョン2022開催!7も新作映像希望! (@infomacross) November 23, 2021
この素晴らしいイラストを模したグッズもちゃんと発売してくれるあたり運営様も分かっていらっしゃる(笑)▼
最初から最後までしっかりとマクロスフロンティアの世界に浸らせてくれました。この徹底っぷり、デカルチャー!
まとめ
May’n部長とまめぐの、スタッフの、そして我々のフロンティア愛が結集して完成したステージ!
もうなんかもうなんか最高だよ、感動だよ、デカルガチャーだよ!
11年前やそれ以前は円盤の映像で憧れているだけだったフロンティアのライブ会場に実際に立つことができただけで感動だというのに、すごくいい席まで準備していただいて、本当に感無量でした。本当、ファンクラブ様様です・・・!長年の課金が報われる瞬間でした笑。みんなも入ろうM魂!
ちなみに次回ライブ(マクロス7バサラエクスプロージョン2022)のチケットもM魂でまたもや確保!
冗談抜きにライブのためだけに入っておくのもアリ。
バサラエクスプロージョン2022、大阪2日間無事当選!
横浜、東京は残念ながら落選でしたが、大本命の大阪を2日間確保できたので、問題なし!!
来年はもういい年になることがほぼ決定ですな笑。
ありがとう、M魂!! pic.twitter.com/6MyqAQi4yZ— バサラスキー松山@バサラエクスプロージョン2022開催!7も新作映像希望! (@infomacross) December 9, 2021
2人の個性的な歌姫の「違うからこそいい」「だけど2人だからこそいい」ってのをライブでさらに実感。マクロスFはそういう点でも優れていたなあ、と。
2人の歌とパフォーマンスも本当にすごかった。ただ完成度が高いっていうだけじゃないハートにビンビンくる感じというか、マクロスライブに参加するたびに思うが、本当にフォールド波あるよ!
また、歌姫2人の憑依度だけじゃなく、会場のセットや演出もろもろ含め本当にこだわり抜いていてめちゃくちゃフロンティア愛を感じられました。本当に10年以上前に終わったアニメに対してここまでこだわり抜くのってないと思う。
あと、女性ファンの多さ(しかも若い人結構多い)にビックリ。フロンティアはマクロスの新たな地平を「開拓」してくれたシリーズだと実感。実際初代や7の路線じゃ絶対女性ファンとか増えなかっただろうし。ランカとシェリル、2人の歌姫には同性をも引きつけてしまう魅力があるんですな〜。そして今なおこうやって男女ともにたくさんの若い世代も集客するコンテンツ力!ただの1ファンなのに何だか自分のことのように嬉しくなってしまいますね笑。
そして、マクロスFの新たな幕開けを感じずにはいられなかった3日間。
これで終わりではなく、絶対次があると感じられた。
ライブはもちろんのこと、アニメ本編の方もまだ続きがありそうですしね・・・!?
まだまだ2人はこれから!
今後もマクロスFから目を離すな!
そして改めて、
素敵すぎる奇跡の3日間をありがとうございました!!