【イベントレポート・感想】マクロス公式FCイベ「ゴ~~ジャスデリシャスデカルチャーフェス」昼の部に参加!《Fのその後の話についてはどうなんですか、河森監督…?》

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先日3/2に開催されました、マクロス公式ファンクラブM魂のイベント

『マクロスF』10周年!ゴ~~ジャスデリシャスデカルチャーフェス

昼の部に参加してきました!

ちょっと遅くなってしまいましたが、レポート・感想をば。

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会場の様子など

場所は有楽町の駅すぐのビックカメラの上階にある「よみうりホール」。
東京駅からも近く、過去最高にアクセスしやすい会場でしたね。

ただ、場所が場所なだけに入場がちょっと不便ではありました。

会場内の写真を何枚かご紹介。

今回のゲストである河森監督のEXPOのポスター

シェリルとランカの新作くじ。Fの人気はまだまだ根強いぜ!

DX超合金の展示。チャック機とアーマードパーツ。

まさかのFの新作パチ。新曲「Good job!」使われるみたいです。また多くの人にマクロスを知ってもらうきっかけになるといいですな。

ソフマップさんのF10周年グッズの展示。

いつものバエる写真撮影スポット。

恒例の来場者特典の缶バッジもいただきました。

その他、グッズの販売なども行っておりました。(今回、物販は買う予定なかったので撮影うっかり忘れてしまいました・・・)

イベント本編

それでは、本編の方のレポ・感想へ。

オープニング

最初はスクリーンに東京スカイツリーで初公開された「Good job!」の特別映像が・・・!
スカイツリーには行ったものの、時間の都合で上映のタイミングで行くことができず、しっかりと見ることができたのはこれが初。こいつはありがてえ!せっかく歌い手の二人がいるんだから生だったらもっとすごかったのになあ、運営様・・・・?チラッ・・・(笑)
10周年記念曲で始まりとはなかなか乙なものですね。
映像終了後、出演者の皆さまが登壇され、各々挨拶をして、イベント開始です。
Fとともにファンクラブも10周年だそうですが(おめでとうございます!)、May’nちゃんの出演はこれが初だとか。

マクロスF10周年記念ビデオメッセージ(福山潤さん)

F10周年を記念してこの方からメッセージをいただいていますとのきゃんちからの前振りでビデオメッセージに登場は、ルカ役の福山潤さん!
一番好きなシーンは「ユダシステムリリース!」の部分だそうな。とにかくマクロスに出演して、そのようなセリフを言わせていただけて、また自分でバルキリーに乗って、「とにかくご褒美でしかない」ということをテンション高めで何度もおっしゃられていたのが印象的でした。
また、Fの武道館ライブでの裏話なんかもお話されてました。当時、福山さんは移動は全て自転車でされており、武道館には自転車置場がなく困ったという話を。自分も出演の可能性もあるから何とかしてほしいということを話したら、その辺りの電柱にくくりつけておいてくれというような対応をされたとのこと。また、ファンの方から、本当に自転車で来てるんですねということも言われたそうな(笑)。
個人的には福山潤さんからマクロスに関する話をあまり聞いたことがなかったので、何だか新鮮でした。
映像の後、遠藤さんからは「相変わらず饒舌ですね」とのコメントも。それに対して河森監督は「10年後のルカがああなったらどうしよう」みたいなことも言っていました(笑)。

Fの歌唱シーンランキング

続きましては、ファンクラブイベント参加者に事前にアンケートで募集したマクロスFで心に残る歌唱シーンのランキングです。
3位と2位をまとめてご紹介。

第3位

劇場版サヨナラノツバサよりシェリルの「ノーザンクロス」

第2位

劇場版サヨナラノツバサよりランカの「放課後オーバーフロウ」

アンケートに答えてくれた会員の皆様のなぜそのシーンが好きかというコメントもきゃんちが紹介。

劇場版の「ノーザンクロス」のシーンについてはイベント初登場のMay’nちゃんから裏話が。事前に遠藤さんの声とどういうシーンかは聞いていて、最初は自分の内側の強さを表現し、アルトに声を呼んでもらってからは喜びを表現して歌ったとのこと。部長、さすがのこだわり具合っす!河森監督も「ゾクッときた」とコメントされておりました。

「放課後オーバーフロウ」のシーンでは、アルトがランカを抱きしめるところについて「ちょっとアルト!」と女子からの総攻撃が(笑)。まめぐがそれに対して「あれは妹に対するようなそんな気持ちだったんだよ」みたいな感じで一生懸命フォローを入れるのが面白かったです。

ランキング外シーン

今回3位以内に入らなかったシーンで人気が高かった2つのシーンが紹介。

TVシリーズの「真空のダイアモンド・クレバス」

TVシリーズの病院での「What ‘bout my star?」

会場の拍手でどちらについて話するかを決めました。
どちらも大きな拍手が湧いておりましたが、僅差で「What ‘bout my star?」に軍配が上がりました。「アルトが歌いそう」、「エキサイティングいいよね〜」(遠藤さんのランカをマネしてのアクションかわいかったです)、「10年経ってもこんな迫り方するアニメないよね」
などなど出演者の皆様からの声も。監督からはミュージカル的なことは何気に今までマクロスでやってなかったから、この二人が迫るシーンでやってみようということになったというお話も。「あれはアルトも困るね〜」との監督の言葉に、遠藤さんが「まんざらでもなさそう」というようなコメントも入れておりました(笑)。

1位

そして栄えある1位に輝いたのは、

劇場版サヨナラノツバサより「サヨナラノツバサ ~ the end of triangle」

です。
事前アンケートでこの曲を選んだ理由にも「マクロスFの集大成のような曲」という声があったのですが、まさしく集大成のようなレコーディングだったというお話が。May’nちゃんは地声で最後の「ヴァルキュリア」の部分のキーを歌うのは難しく、プロデューサーの菅野よう子さんからも「裏声でいいよ」と言ってもらったにもかかわらず、こだわり抜いて30回以上のリテイクを重ね、地声でやりきったという思い出を語っておりました。
また、サヨナラノツバサは難しい曲でライブでやることはないからということを聞いていたそうですが、結局こちらのイベントで披露することになったそうな▼

そして、今後披露することはあるのかな〜という声に対して「クロスオーバーライブもありますし!」というきゃんちの声には会場からも歓声が上がります。期待していいのでしょうか・・・?
また、May’nちゃんとまめぐの顔合わせ当初の話も聞けました。山中湖でレコーディングを行ったことや、二人でライオンのCDを買いに行ったりカラオケに行ったりなどの話などなど・・・。

客席インタビュー(印象に残っている歌唱シーン)

恒例の客席に生インタビューです。進行はいつもの中倉隆道さんです。緊張でなかなかうまく話せない観客の声を上手にフォローしつつ引き出していく、相変わらずの安定感のある仕事ぶりでございました。
今回紹介されなかった他の歌唱シーンで印象に残っているものは?という質問。
TVシリーズのランカの「星間飛行」、先ほどは僅差で選ばれなかった「真空のダイアモンド・クレバス」、劇場版イツワリノウタヒメの「オベリスク」などがあげられました。わかる・・・!Fの歌唱シーンは本当どれも甲乙つけがたい素晴らしいものが多いですよね〜。

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マクロスFの思い出の振り返り

出演者の皆様からマクロスFの思い出の振り返りを

1,放送当時思い出に残っているシーン
2,思い出の品
3,今見返して印象に残っているシーン

という3つのテーマでお話いただきます。また、思い出を振り返りながら、河森監督に質問があるときには「教えてカントク」と書かれている札を使って監督に直接質問できるという感じのコーナーでした。

May’nさん

1,放送当時思い出に残っているシーン
TVシリーズから「妖精」の歌唱シーン。
シェリルのCDがワゴンセールに出されたり、ポスターが踏みつけられたり、「監督ひどい!」と河森監督が責められる様子も(笑)
なせこのシーンが印象に残っているかというと、もちろん本当の復活はダイアモンド・クレバスのシーンなのですが、まずここで歌姫復活を感じたからだそうです。

2,思い出の品
菅野よう子さんからプレゼントしてもらったマイクスタンド。May’nちゃんにはシェリルをイメージした金色、まめぐにはランカをイメージした緑のものがプレゼントされたそうです。ライオンなどの歌唱に使われてきたとのこと。

3,今見返して印象に残っているシーン
アルトとシェリルのデートでのフロンティアの街並みが印象に残っているとのこと。今では当たり前になっているような技術ではあるが、それをすでに10年前に表現されていてすごいな〜と。
ここぞとばかりに遠藤さんは教えてカントク札を使い、「監督は未来から来たんですか?」との質問には会場から笑いがw。

中島愛さん

1,放送当時思い出に残っているシーン
歌マクロスでもプレートになっている展望公園でのシェリルとの出会いのシーン。
アフレコマイクでの歌の収録という普通はやらないようなことをしたのが印象に残っているそうな。
教えてカントク札では「誰が考えたの?」という質問も。マクロスではΔでもお馴染みの音響監督の三間さんのアイデアだそうな。技術的には問題ありだが、感情や気持ちを優先した結果、そのような形になったとのこと。こだわりですな〜。

2,思い出の品
菅野よう子さんからのプレゼントのメガネです。
F放映当時、メガネをかけて収録にいったところ、菅野さんが、「目悪いの?じゃあ、メガネ屋さん行こー!」みたいな感じのノリで行くことになったそうな。高級なメガネ屋さんで、当時まだ高校生のまめぐは値段とかもろもろビビっていたとの話も。お代は菅野さん持ちで好きなものを選んでくださいみたいなことを店員さんに言われたとか。しかもお店はもう閉店している状態だったとも。音楽観だけでなく、プライベートでも我々の想像を超える菅野さんの自由さとお力はさすがですな(笑)。

3,今見返して印象に残っているシーン
TVシリーズから、駆け出しのランカがゼントラモールでニンジーンを歌いながらニンジンのPRをするシーン。
ファミリーマートさんなど色々なCMソングを歌わせてもらって、こんな経験はランカだけ!ということで選んだとのこと。また、CMソングの作詞には結構な大物コピーライターさんも関わっておられてというお話もされてました。
気になって調べてみたのですが、ニンジーン作詞の一倉宏さんのお仕事の一例。こりゃーすごいわ。

また、教えてカントク札で「なんでニンジンだったんですか?」という質問も。監督は「健康にいいから」とわりと普通の答えでした。(笑)

遠藤綾さん

1,放送当時思い出に残っているシーン
シェリルの初登場シーン。
何回も言っている「だって私はシェリル・ノームなのよ」という代名詞的なセリフを初めて言ったところというこで印象に残っているそうな。
しかしながらシ、遠藤さんいわく、シェリルのセリフで一番多いのは「ハ~イ!」だとのこと。

2,思い出の品
過去のFCイベントの写真が紹介されました。浴衣姿やシェリルのコスなど、お似合いでした。

3,今見返して印象に残っているシーン
マクロスF最終回の「お前たちがオレの翼だ!」のシーンです。
視聴者やキャストさんからは中村悠一さんに大きな風評被害が及んだシーンですが、遠藤さん的には「なるほど!」と思えたシーンだったそうです。翼は片方だけじゃ飛べないし、アルトもシェリルもランカも3人一緒だからこそで誰か一人でも欠けてもいけないよね、というような話をされておりました。しかしながら、周りの雰囲気に流され、自分も中村さんをイジる側になり、「中村さん、ごめんね」とも言っておりました(笑)。
監督からもこのシーンについて、「このセリフで鞭打たれたからこそ、次を作ることができるようになった」とのお話もありました。決着がつかなかったからこその劇場版と思えば、あの終わり方にも意味があったというものですな。

客席インタビュー(教えてカントク!)

客席インタビュー第2弾です。ここでは、観客席からも河森監督に教えてほしいことを質問します。
「一番好きなキャラは?」「一番好きな曲は?」という、中倉さんも「”一番”は難しいからやめましょうね」と思わずツッコミを入れる質問が出てきます。
監督は、「コンテを切っているときにはときにはアルト、時にはシェリルと色んなキャラに気持ちが入れ替われる」、「自分もまた曲に触発されて作品作りに反映される」といったような神対応でうまく答えてくださいました。さすがです、監督!
また、「(アルトが選んだのは)どうしてシェリルだったんですか?」といういい質問も。
「幼馴染の分、ちょっと優勢だった」ということと、「シェリルは確かに強いんですが、一人だとちょっと弱い部分もあって・・・ランカの方が一人でもやっていける強さがあり、シェリルにした」というようなことを答えておられました。劇場版を何度も見た自分としてはかなり納得のお答えでしたね。自分が質問したわけではないですが、きっとそうなんだろうなと思っていたことを河森監督ご自身のお言葉で聞けて満足でした。
また、「劇場版ラストの後のアルトくんはどうなってしまったんですか?」というとてもいい質問も(笑)。
監督からは何かのチャンスがあれば作りたいとおっしゃってはいたものの、みなさんの期待に応えつつもそれをいい意味で裏切るようなものを作るのは大変というような内容をお話されておりました。まあ、フロンティアはマクロスの中で一番の大ヒット作だけになかなか難しい部分もあるでしょうな〜。とはいえ、私はじめみんな待っていると思いますよ!

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マクロスF10周年記念ビデオメッセージ(神谷浩史さん)

ルカ役の福山潤さんのメッセージがあったので、もしや・・・と思っておりましたが、ミシェル役の神谷浩史さんからもビデオメッセージが・・・!
ミシェルボカーン!のシーンがやはり印象的だったと語ります。
監督が「ミシェル救うよ!」と劇場版の話をしてくれたという思い出も語ってくれました。
また、まめぐとはラジオで長いこと共演しましたね〜という話も。ひどい先輩の姿を見せてしまった(笑)と語っておりました。

映像の後、教えてカントク札で「なぜミシェルは死ななければならなかったの?」という質問も映像の後に。
本当はもっと早く退場の予定だったが、アルトが思ったより成長しなかったからあのタイミングになったとか。アルトのおかげである意味延命したということだったのか・・・。
まめぐは神谷さんとの当時のラジオの思い出話なんかも語っておりました。「おっ◯いマイスター」など下ネタ関連にはまだ自分も子どもだったので慣れてなくて対応に困っていたとか。

マクロスF10周年記念ビデオメッセージ(中村悠一さん)

ルカ、ミシェルときて、アルトがないはずがない!アルト役の中村悠一さんからもビデオメッセージです!
「アルトのことを演じ続けて、中村さんの中でのアルト像は?」と質問されたそうですが、「優柔不断ではなく、自分の夢を追い続けていてきっと女の子どころではないだろうとな〜といはずっと思ってますが、アルト像分からないですよ」てな感じのお答えが。
ん?これはどういうことだと思いましたが、それは前振りで・・・

「アルトのことをもっと知るためには新たなドラマが必要」

さりげな〜くマクロスFの続編希望をアピールしてくださいました!
中村さん、Good job!

河森監督は先程の質問コーナー同様のお答えでちょっと困ってらっしゃる様子でしたが、監督をはじめ本日会場に来ていた偉い方々にキャストさんのそして参加した我々の想いは届いたかと。Δでのみのりちゃんといい、河森監督はよくキャストさんに無茶ぶりされますね(笑)。
でも何だかんだとこういった声には応えてくださる、河森監督!15周年、20周年、いつのタイミングか分かりませんが、実現することを心待ちにしております・・・!

エンディング

恒例の大抽選会、そして最後に出演者から簡単に締めのご挨拶があり、最後はいつものSMS小隊の歌で締めました。
河森監督が、「改めてFを見直したり思い出を語ったりしていてゾクゾクワクワクした。改めて魅力ある作品が作れたんだなー」という内容のことを言っておられたのが特に自分的には印象的でした。他の出演者の皆さまやビデオメッセージのお三方もみなさんいい表情で、フロンティアを語っていましたね。
作った側もそんな風に感じられるマクロスF、参加したこちらも改めていい作品だなとイベントを通して感じられましたよ!

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ツイッターでの出演者の声

マクロス公式アカウントでリツイートされておりましたのものをご紹介。

所感など

・河森監督、May’nちゃんという珍しいゲストが登場で、話の内容も結構、今回初めて聞くような内容だったり、10年経って改めて客観的にFを見ての感想だったりと、ここ最近のFCイベの中では一番いい感じだったかも。さらに出演者以外からも男性陣メインキャストから10周年記念のコメントなんかもいただけて、感慨深いものがありましたね。

・河森監督が、キャストさんたちとすごく楽しそうにFの思い出をお話をされていて、監督自身もこだわって楽しく作った作品なんだな〜と感じました。だからこそ我々にもそういう部分が伝わってマクロスFという作品が魅力的になったのではないかと思いました。また、生でお話を聞いて、「河森監督、マジクリエイター!」と改めて実感しました。今後も1ファンとしてマクロスをはじめ魅力的な作品待ってます!

・いつもは比較的アシスタント的役割が強い(?)きゃんち(喜屋武ちあきさん)が今回はメインで進行を努めており、新鮮で良かった。中倉さんのような安定感はないが、ファンとしての熱量がトークの端々で出てきていて、より我々の目線で出演者の皆さんのお話を引き出してくれた気がします。

・中倉さんは中倉さんで客席インタビューで相変わらずいい仕事されてますし、やはりいるだけで安心感はあるので、中倉さんが支えて、きゃんちが前に出るという今回のような形はとてもいいと思いました!

おまけ:過去のファンクラブイベントの記事

ブログはじめてから行ったファンクラブイベントの記事です。よろしければ▼

【ヤックデカルチャーなFCイベントだ!】「でる魂+Mission8.19ライオンがとまらない」に行ってきました
8/19 マクロス公式ファンクラブイベント 「でる魂+Mission8.19ライオンがとまらない」 に行ってきました。 ちょいと遅くな...

まとめ

春のファンクラブイベント、楽しませていただきました!

FCイベはだいたい年2回くらいのペースなので次はクロスオーバーライブ後の夏とかに出演者のみなさんから色々聞けると嬉しいですね。
また、今年はマクロス7が25周年なので、次は7のキャストさんとかも呼んでほしいな〜。FやΔのキャストさん+αくらいでも構いませんので・・・!

今後もマクロス公式ファンクラブM魂から目を離すな!

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