みなさん、おつマクです!
マクロス情報局局長のバサラスキー松山です!
いよいよ2021年10月8日に
マクロスΔ完全新作劇場版「絶対LIVE!!!!!!」
が公開されました!
この記事では1記事では書ききれなかった見終わっての感想や考察を書いていきたいと思います。
もう書きたいこと多すぎなので、記事分割でテーマ決めてお届け。
第2弾はキービジュアル第一弾から絶対ライブのテーマを振り返りについて書いていこうと思います!
※がっつりネタバレありの感想です。映画を見てから読むことをオススメします!
目次
みな各々の「絶対LIVE!!!!!!」
映画を見て感じることは人それぞれ。
そこから生まれるいろんな感情はきっとあなただけの「絶対LIVE!!!!!!」。
私の感想や考察は一つの参考程度ということにしていただいて、ぜひとも自分が感じた気持ちを大切にしてほしいです。
絶対ライブ感想など
ネタバレなし▼
がっつりネタバレ▼
マックス感想・考察▼
10/10舞台挨拶▼
ハヤテ▼
フレイア▼
激ワル・TVシリーズとのつながり▼
絶対ライブで伝えたかったこととは?
こちら▼
でも書いておりますが、
人にはみな各々の「絶対LIVE(生き方)」がある!
そして、その「絶対LIVE」は誰かの中にずっと生き続けていくし、つながっていく!
という部分が一本芯を通して直球火の玉ストレートで伝わってきました!
そして、
この絶対ライブでTVシリーズから始まったマクロスΔという物語が集大成(完成)を迎えた
ということも強く感じました。
今回の記事ではそのあたりを掘り下げて語っていきたいと思います。
キービジュアル第一弾から読み解く絶対ライブ
絶対ライブの内容をギュッと凝縮した素晴らしい一枚!
【キービジュアル解禁】
完全新作
『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』
2021年公開「歌うことは
生きること」#macross #マクロスΔ #ワルキューレhttps://t.co/mh5v6Oyrnn pic.twitter.com/CmyeI7ABAr— 「マクロス」公式アカウント (@macrossD) October 3, 2020
最初発表されたときは
「情報少ねえ!」
って思いましたけど、見終わった今となっては
「この一枚の絵と一言のメッセージにまさに今回の映画がギュッと凝縮されてたんだな」
と思います。
既に足を運んでくださっている方もいると思いますが、#劇場版マクロスΔ #絶対LIVE !!!!!!、第1弾キービジュアル、総作画監督を担当いたしました。
(写真は東京メトロ・プロメナードで公開中のものです)
制作中、色々な気持ちがありました…
何卒、よろしくお願いします…!⛅️
#マクロスΔ pic.twitter.com/SoriZql4sS— まじろ🌱(Maziro) (@mazirori) October 10, 2021
「歌うことは、生きること」
「マクロスΔ」の物語を、
絶対に、映画館の大スクリーンでご確認ください‼#劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!#劇場短編マクロスF ~時の迷宮~▼冒頭5分29秒公開https://t.co/EAGQ9JKnrN#マクロスおぼえていますか pic.twitter.com/XNbgevMEvh
— 「マクロス」公式アカウント (@macrossD) October 12, 2021
・ハヤテとフレイア中心の物語やでー
・「歌うことは生きること」このメッセージどおりの物語やでー
・「歌うことは生きること」と「LIVE(生きる)」はきちんとつながっていること推理しやすくしといたでー
てな感じでしょうか。
本当に素晴らしいキービジュアルをありがとうございました!
マクロスΔのテーマは「絶対生きる、生き続ける」
キービジュアル第1弾のメッセージどおり、「生きることは歌うこと」と見つけたりとなったフレイアを中心に様々な人々の「絶対ライブ(生き様)」が示されました。
フレイア役の鈴木みのりさんも舞台挨拶にて、
マクロスΔのテーマは「絶対生きる」「生き続ける」ということだと発言しておられました。そして、映画を見た後私が感じたものも概ね同じものでした。
ただし、「生きる」「生き続ける」のニュアンスはもちろんそのままの意味もありますが、
【精一杯命を燃やして】「生きる」
【心の中に】「生き続ける」
という意味合いも強かったなと感じます。
フレイアやメッサー(メッサーについてはまた別記事で)のような「命を燃やして生きる姿」はきっとみなさんの心にも「生き続けている」のではないでしょうか。
そして命を燃やして生きたフレイアを中心に、ハヤテ、ミラージュ、ひいてはまさかのマックスまで自分自身の生き様を見つけていく姿には心動かされるものがあったのでは。
改めて「生きる」ということの意味合いについて深く考えさてくれる作品でした。
私も自分の「絶対ライブ」を見つけていきたいと思いました。
バサラスキー松山反省部屋
・・・というか、「LIVE」と「生きる」をこのキービジュアル見た時点で繋げられなかった自分が今となっては本当に恥ずかしい!!
こんだけわかりやすくヒントくれてたのにずいぶんと的外れな考察をしたものだな!
中学英語から出直してこい!笑▼
一応言い訳▼
・新作映画公開もタイトル発表もワルキューレリアルライブ時で「ライブ」に引っ張られすぎた
・ついでに意味深に「!」が6つでタイトルよりもそっちに引っ張られる
・マクロスΔはある意味ワルキューレの歌(ライブ)で延命してきたものなので余計に「ライブ」に引っ張られる
てな感じですかなあ。
こうやって振り返ると6つ目の「!」すらタイトルのWミーニングから目を逸らさせるための罠のように感じてきましたよ笑。
驚きの大きいキービジュアル第2弾と第3弾も罠でしたね〜。
『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』
2021年 秋 公開決定!★キービジュアル第2弾解禁
「逝かせてあげる
堕天使の歌で」★新作映像解禁
挿入歌 「Glow in the dark」https://t.co/8D2gxfYlBM同時上映『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』https://t.co/xEEWv5B6cp#ワルキューレ pic.twitter.com/NfJdOfd7nf
— 「マクロス」公式アカウント (@macrossD) July 4, 2021
『#劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』
同時上映『#劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』
10月8日(金)全国ロードショー!★「Yami_Q_ray」と「ワルキューレ」とが対峙する
キービジュアル第3弾解禁★シリーズ屈指の天才パイロット マックスが登場
本予告解禁https://t.co/BqC1kWeCDK pic.twitter.com/ULWfjkLV7P— 「マクロス」公式アカウント (@macrossD) September 18, 2021
このインパクトももはや一旦キービジュ第1弾から目を逸らさせ、本編でがっつりストレートをぶつけるための伏線に感じてきたぞ。
設定的な枝葉の部分の考察はほぼほぼ当てられましたが(というかこっちに思考を引っ張られすぎましたね)、肝心のテーマが当てられないあたり私のマクロス愛もまだまだやなと感じさせられる今日この頃ですよ、ホント。
次回以降はまず本質部分をしっかり考察した上で枝葉に行きたいものです。
いや〜、でもこのやられた感すら今となっては素晴らしいと感じます!気持ちいいくらいミスリードに引っ張られました!
やられたよ、河森監督!このやられた感こそマクロスだね!
絶対ライブでマクロスΔが完成を迎えた
TVシリーズから始まり激情のワルキューレへとつながったマクロスΔという物語が今回の絶対ライブで完成を迎えたということを見終わった後に強く感じました。
ハヤテとフレイアのTVシリーズのその先と結末がしっかりと描かれた
キービジュアル第1弾でデカデカと書かれている2人がキービジュアル詐欺にならず、きっちりと活躍しました。
TVシリーズでも激情のワルキューレでも描かれなかった主人公ハヤテとヒロインフレイアの物語がきっちり描かれて結末を迎えたのです。
ハヤテは自分の飛び方を見つけようやく主人公になり
フレイアは真の意味でマクロスヒロインに昇華し
TVシリーズでは描かれなかったフレイアの「覚悟するんよ」のその先の恋愛物語も描かれた!
もう本当にきっちりとマクロスΔという作品を締めたなって感じです。
ハヤテとフレイアについてはこの記事で書き切ろうと思ってたのですが、ハヤテだけですでに予想以上のボリュームとなってしまい、また別記事でじっくり語りたいと思います。
TVシリーズという食材を使って劇場版マクロスΔという最高のコース料理が振る舞われた
メインであるハヤテとフレイアの物語をきっちりと描いた他にも、ΔのTVシリーズを劇場版2作で筋が通るように本当によく構成し直したなあというところを強く感じます。
私なりのTVシリーズの不満点をあげると・・・
・主役であるハヤテとフレイアの影が後半になるほど薄くなっていく
・ミラージュが不遇な上、ハヤテとフレイアの恋愛模様も割と中途半端
・後半は潜入回ばかりで戦闘シーンも少なく、盛り上がりに欠ける(前半1クールの盛り上がりを返せ!)
・唐突な過去回や設定説明回の登場。これもやや溜飲を下げたか
・そんな中だるみが続く中での最終回もやはりいまいち盛り上がりに欠ける。さらにおいしいところはキースとロイドがもっていく
・レディMって結局誰?ウィンダミアとの戦争も終わってへんやん!
などなど・・・。改めて振り返ってみると色々出てくるな笑。
しかし、このあたりの不満点をほぼ全部解消してスカッと劇場版2作でまとめてくれたのは本当に素晴らしかった!
じゃあTVシリーズがいらない子と言われれば決してそういうわけでもなく、TVシリーズの積み重ねがあってこそより光を増す部分も多々あったり、ちゃんとTVシリーズのいいところは拾って劇場版で消化(昇華)してくれたり、もうそういう点でも最高というか。
そしてTVシリーズを再構成しての激情のワルキューレがあってこそ絶対ライブという作品がまた生きてくるんだ、これが!
(ここらへんも長くなるので詳しくはまた別記事で)
削るべきところは大胆に削り、いいところはしっかり残してリビルド
「TVシリーズという食材を使って劇場版マクロスΔ(激ワル→絶ライ)という最高のコース料理が振る舞われた」
と表現するのがふさわしい気がします。
(TVシリーズから見届けてきた人ならきっとしっくりくるはず)
マクロスΔという作品が、そしてそこを生きるキャラクターが、報われる瞬間を目にしたよ!
ぜひともマクロスΔという物語、そしてそこを生きるキャラクターたちの結末をその目で実際に見届けてほしい!
まとめ
すでにこれで2記事目になるのですが、本当に語りたいことが泉のように湧き出てきます。
おかしいな、感想がとまりませんよ・・・!
絶対ライブがとまらない〜!
次は今度こそ今回ボリュームが膨らみすぎちゃったため分けたハヤテ、そしてフレイアと書いていきたいと思っております(これもボリュームふくらんじゃたんでそれぞれ個別で1記事ずつになります)。
まだまだマクロスΔ「絶対LIVE!!!!!!」から目を離すな!
コメント
この機会に「激情のワルキューレ」の根本さんのインタビューを確認してみたら、
「TVシリーズのテーマは『この一瞬に命をかける』。命を失ってでもやり遂げるという方向性」
「劇場版は『絶対に生きてやる!』という前向きな力を込めている」
と書かれていて、TV版と「激情のワルキューレ」の違いとともに、『絶対LIVE!!!!!!』はそれら二つを昇華させて『マクロスΔ』のテーマを描ききった作品だったんだなぁ、と改めて個人的に感じてしまいました。
BEXT さん
コメントありがとうございます!
>「TVシリーズのテーマは『この一瞬に命をかける』。命を失ってでもやり遂げるという方向性」
最終話のキース様のセリフからも伺えましたね〜。激ワルで変更されていたのもTV版とは違うんだぞというところで印象的でした。
>「劇場版は『絶対に生きてやる!』という前向きな力を込めている」
激ワル時点から方向性は決まっていたんですね。自分も改めてパンフレット等あさって読みたくなってきましたぞ〜。
>TV版と「激情のワルキューレ」の違いとともに、『絶対LIVE!!!!!!』はそれら二つを昇華させて『マクロスΔ』のテーマを描ききった作品だったんだなぁ、と改めて個人的に感じてしまいました。
わかりみ現在進行系!